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01.「このサイトを立ち上げた理由」

考え方
(棟上げ風景)
  • 私は、2014年に家を建てました。家は木造、在来軸組工法にて、近所の小さな工務店で建ててもらいました。
  • それまで、あまり持ち家には興味がなく、家内と家の話になっても、のらりくらりと逃げていたのが実情。このままでは埒が明かないと思ったのか、家内は買いたい土地を探してきて、「この土地を買うのかどうか?」私に答えを迫ってきました。つまり、逃げ道を塞がれたんですね… 小学生の子供を転校させずに済む場所を探していたようで、当時住んでいた所の近くにたまたま宅地造成地が作られて、8区画ほど売りに出されていた所でした。
  • 私自身は、結局住むところをどうするのか? きちんと考えずに逃げていたのですが、家内の希望、将来のことを考え、近所に宅地造成地が出来たのも何かの縁と考え、その土地を買うことにしました。つまり私の場合、先に土地を入手し、それから上物である家を建てる順番になりました。
  • 土地を買ってあるので、急いで家を建てる必要は無いのですが、遊ばせておいても税金はもっていかれます。であれば、早めに家も建てた方が賢明だと思いました。今まで家造りには全く興味がありませんでしたが、建てるとなった以上は、「自分の出番だ」と思いました。家を建てることは、調べなければならないことや手続き、交渉事がたくさんあるように思われ、であればその辺は仕事で慣れている自分がやるしかないと考えたからです。
  • 時点では、何も知識もない状態でしたので、まずは家造りに関する情報、知識を入れる必要があります。手始めに、家づくりに関するいろんな本を購入し、片っ端から目を通しました。家造りに関する本はたくさんありますが、流行りの本というのがあまり無いので、Amazonで中古の本を安く購入できました。もちろん、本だけでなくインターネットの情報も最大限利用しました。
  • 私の家造りにかかる経緯は、別のページにて説明致しますが、ふとある時気付いたのが、本にしろインターネットにしろ、そこには「片側の情報」しか存在していない点。まあ、本については、家を売る側の著者が本を出版するのは分かるのですが、インターネットにおいても、大半は家や材料を売る側が作ったサイトです。つまりは、家を購入する側の発信した情報が、殆ど無いのです。
  • 読んだ本の一部は、「家造りはクレームが多い」という視点に基づいた、建築検査員の方が書かれた本でしたが、他は家を作る側の書いた本が大半です。つまりは、家造りに関するリスクだったり、実際に家を建てた人の試行錯誤だったりの情報がネットでも本でも得にくいのです。
  • 残念ながら、私も家を1件建てるのがやっとの経済力しか持ち合わせていません。普通の人は、ほぼ同様だと思います。なので家を建てることに関して、圧倒的に経験値が少なく、本やらサイトやらを立ち上げて発信できるだけの情報を持ち合わせていない場合が殆ど。
  • 私も、家を1件建てた経験値しか持ち合わせていないのですが、その少ない経験値だけでも、サイトを作って発信してみたらどうか? と思い立ち、このサイトを作ってみることにしました。家を発注して使う側の話も、大事なのではないか? と思います。

「自分の家造りについて(概略)」

  • 私の場合、先に土地を購入しましたので、その土地に「どういう家を建てるのか?」が課題でした。そして、決めなければならないのは“予算金額”。もうどんな場合でも、これをまず最初に決める必要があります。
  • 家にかかる予算、さてどうしよう? 基本的な考えは“家にお金はかけない”。我が家は、家内はパート勤めにて、2馬力ほどの収入はなく、私の収入を鑑みて、予算は3,000万に決めました。そして、既に土地を購入しているので、残りは1,800万円、これが家本体と外構その他全てにかけられる金額となりました。そして、絶対にこの金額以内で済ませることを決めました。「どうせお金を使うんだから、少しくらい増えたって…」という考えは悪と捉え、予算厳守を至上命題としたのです。
  • じゃあ、その3,000万の根拠は? いや全く計算根拠は無かったのですが… 会社の同僚がいくら家に掛けているか? 仲の良い間柄でもなければ、具体的な金額は教えてくれません。ただ、建坪、土地の条件、家の建築の依頼先が分かれば、大雑把な金額は推察できます。で、お金をかけている同僚の場合は、4,000万は超えている。じゃあ、自分も頑張れば、4,000万? いやいや、同じ会社の同僚でも、懐事情は人それぞれ…
  • 高額な買い物の1つに、自家用車があります。これは同じ社内でも、車に対する価値観が違うので、持っている車も様々です。私は一家に一台、低燃費のコンパクトカーのみです。車にお金を掛けたくないのです。(まあ、家内が運転が下手で、高価な車を買ってもぶつけるだけ というのがちょっとありますが…)
  • 家も同じで、私は家を建てるに際し、極力金をかけない 最低限の家造りを目指しました。そして3,000万の計算根拠は、坪単価40万円×40坪で1,600万、これに外構等その他経費と土地代込みで3,000万です。
  • なので、建てようとする家に求めるスペックは、①坪単価40万、②延べ床40坪前後、③維持費の安い家、④耐久性の高い家、⑤こだわりは最小限、⑥収納の多い家、⑦耐震、防火、断熱性能は平均的 つまりは基本性能はしっかりとした、ムダを省いた家造りを目指すことにしました。
  • 自分なりの家造りのテーマは、「良い家を極力安く」になると思います。なので、まず決めなければならない家の構造は、もう木造在来軸組工法、これ以外の選択肢は無い。安くて良い家を建てようと思ったら、構造は木造在来軸組しか選択肢は無いのです。ただ、私はお金に余裕があったとしても、やっぱり木造在来軸組工法で建てると思います。
  • 木造在来軸組工法が良いと思った理由:①最も安価に建てられる、②設計の自由度が高い、③工務店の選択肢が多い、④現在の耐震基準で建てた場合、耐震性で在来軸組工法は劣っていない(と解説しているサイトが多い)、④断熱材、工法も選ぶことは可能、及び家の断熱性も他の工法に劣らない、⑤家が不要になった時に処分しやすい、⑥家の耐久性自体はコンクリート造りには劣るが、この家を50年維持させる必要はあっても、100年単位の耐久性は必要ない つまり、安くても良い家が建てられる工法だと思うからです。
  • (実は、家を建てるためにいろいろと情報を集めていた時には、ここまで明確に在来軸組工法であるメリットを意識していたわけではなく、後付けの理由もあります。)
  • 家の構造を木造在来軸組工法と決めたことより、次に何処に依頼するか? これは基本、地元の工務店にしようと考えていました。この辺はネットの情報、本を何冊も読んで考えが固まっていました。時点で、「地元の工務店の方が安く建てられる」と思っていたからです。
  • 家を建てるに際し、土地を買った不動産屋の担当者の方には、いろいろと相談に乗ってもらいました。私の購入した土地は、土地単体のみ販売で、上物の制約は一切無かったので、不動産屋の担当者も、私の家造りの相談に乗る義務も無いのですが、とても良い方で、何も情報もコネも無い私にとっては、ありがたい存在でした。その人より、「最初は4~5社との商談で、もし上手く行かなければ、さらに別の会社との商談を」とのアドバイスもあり、そうすることにしました。
  • 商談する工務店をどう選ぶか? その中でハウスメーカー(?)であるタマホームは比較対象で入れておこうと思ったのですが、不動産屋の担当者が「私がお会いした営業マンは、あまり良い方ではなく、またタマホームの営業担当者は頻繁に変わることが多い」とのことで、個人的にはあまりお勧めしないとの話でした。私は4社と商談を進めることになりましたが、4社と商談を進めるのは、じつは結構こちらも時間と体力が必要だったので、タマホームとの商談はあきらめました。会社の先輩にタマホームで家を建てた方が居て、その人はタマホームを勧めていたこともあり、可能であれば商談したかったのですが。家を建てる時って、結構大変だったりします。
  • 私が商談した地元の工務店4社は、①地元では名の通った工務店I(建築棟数地元で最多)、②広告看板を見たことがある工務店S、③土地の販売会社O(土地の販売会社が工務店も兼ねており)、④不動産屋の担当者が紹介してくれた工務店SK の4社でした。内、③と④の工務店は、名前も知らない会社でした。②の工務店Sについては、営業担当者を不動産屋の担当者が紹介してくれました。
  • 4社とそれぞれ連絡を取り、まずは最初に会って話をします。どこにどういう土地を持っていて、こんな感じの家を建てたい的な話をします。すると、やはり家を売りたい(建てたい)という思惑があるので、どこも対応が早い。1~2週間後には提案図面が出来ていたと思います。
  • 基本的に、家造りの商談の場合、工務店側から出向いてくる事が多いのですが(当然ながら、客に足を運ばせない配慮で)、私の場合は、全てこちらから出向きました。理由の1つは、その会社の中を見て雰囲気を感じたいと思ったからです。もう1つは、自分は客だけど、カモじゃないよ 普通の客とは違うよ というアピールです。つまりは工務店側のペースに乗らないというアピールのためです(伝わっていたかどうかは分かりませんが)。
  • 家のレイアウト、間取りをどうするか? は家造りの要となる大事な要素ですが、間取りについて考えたことも無い素人の場合、最初は全く想像すら付きません。また、間取りについては、土地の形、周りの環境に合わせたものにしなければならないので、さらに想像が付きません。工務店にて最初に話をする際、自分が購入した土地の場所を教え、坪数も教えたかな? 及び、概略の希望内容(建坪、家の形(平屋なのか2階建なのか?、2階建てなら総2階かどうか等))を話しておくと、次には提案図面が出てきます。さすがはプロというか、それが仕事なので、外観図から間取りから、丁寧な説明図面が出てきます。これが間取りを考える上で非常に参考になります。
  • 私は4社と商談を進めていたので、4通りの提案図が出てきました。この辺は各社工夫、趣向を凝らした内容となっています。まあこの辺はどこも契約がかかっているので、それなりのものが出て来ました。見た目に趣向を凝らしている度合いは、企業規模に比例はしなくても、まあ近いものがあるなあという印象でした。ただ、大事なのは間取りなり、そういう間取りにした意図なので。もう年数が経過していますが、時点の趣向としては、①手書き風の外観図だったり、②3Dの間取り図面等があり、もうそれだけで感動したことを覚えています。
  • この4社の間取り図を大いに参考にして、自分なりの希望の間取りを考えました。目の前にイメージがあると、そこから加工、変更していくことで、自分なりの希望の間取りが出来るようになります。そうは言っても、結局間取り図面だけで10枚以上書いたように思います。
  • この後、各社から見積もりを取り、最も安い工務店と契約するようにしました。この工務店は、土地を買った不動産屋の担当者が紹介してくれた工務店で、4社の中では一番小さな工務店です。最終的に見積もりは3社から取りましたが、価格差が400万円くらいありました。やはり工務店によって差があるというか…
  • 私自身は、なんとなくの希望で、地元で名の通ったI社で建てられたら良いなあと思っていましたが、見積もりすら出てきませんでした(この辺のいきさつは別の項目で詳しく書きます)。家を建てるに際し、見積もり最安値の所で建てると決めており、その通りにしたのですが、小さな工務店で名前も知らないし営業担当者とか居ないし、「本当にここで大丈夫なのか?」と、ずっと不安を感じていたのが正直な気持ちです。ただ、支払いを終え、家を引き渡される頃には、その不安は無くなりました。結局、その工務店で建てたことが正解かどうかは、ほぼ10年以上経過して、家に何の問題が無い頃に、ようやく正解かどうか分かります。ただ、この間小さな不具合がありましたが、小さな工務店なので、すぐに飛んできて修理はしませんが、きちんと対応して頂いており、この工務店で良かったと思っています。
  • 結局、延べ床面積40坪の家を、外構まで含めて、予算内で建てました。そのためには、工務店との交渉、間取り図面の自分なりの検討、家の構造の勉強や、値段を抑えるための自分なりの工夫と線引きはしました。この辺の試行錯誤について、少ない経験ながら、別ページでご説明したいと思います。

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